こんにちは、早起きラガードです。
今回は、こんな疑問にお答えします。
DAZNではACLは配信されない
DAZNで見られるJクラブの試合は「Jリーグ」のみ
いきなり結論です。
DAZNでは、ACLを見ることはできません。
ACLは、DAZNの配信対象に入っていないからです。
DAZNで見ることのできるJクラブの試合は、実は以下のリーグ戦に限られます。
- J1リーグ
- J2リーグ
- J3リーグ
この3つのリーグ戦であれば、全試合配信があります。
ですが、これ以外の大会は配信がありません。
当然ACLも、配信がありません。
ACLは日本テレビ系で放送
ACLの試合を最も多く見ることができるのは、有料CS放送の日テレジータス、日テレNEWSです。
ACLは2013年から日本テレビが放映権を持っているので、放送も日テレ系のチャンネルになります。
地上波・BS日テレ(無料)で放映してくれる試合もあるにはあるのですが、対象試合がかなり限定される上に、生中継がなかったりもします。
ですので、ACLをたっぷり楽しみたい、という方は、日テレジータス、日テレNEWSの契約を検討した方が良いでしょう。
ACLの中継に関する詳しい事情は、こちらでも紹介しています。
https://earlylaggard.com/acl-relay
参考までに。
ACL以外の、DAZNで見ることのできない大会の視聴方法
Jクラブが1年のうちに戦う主な公式戦には、次のようなものがあります。
- Jリーグ(J1、J2、J3)
- YBCルヴァン杯
- 天皇杯
- AFCチャンピオンズリーグ(ACL)
- ゼロックススーパーカップ
- JリーグYBCルヴァンカップ/CONMEBOLスダメリカーナ王者決定戦
このうち、JリーグとACLについては、既に視聴方法をご紹介しました。
- Jリーグ → DAZN
- ACL → 日テレ系(メインは日テレジータス、日テレNEWS)
ここからは、
という疑問にお答えしていきます。
なお、どの大会も基本的に視聴可能です。
YBCルヴァンカップ:スカパー、もしくはフジテレビ系
YBCルヴァンカップ(Jリーグカップ)の放送は次の通り。
放送局 | 試合 | 料金 |
スカパー | 全試合 | 有料 |
フジテレビONE/TWO/NEXT | 全試合 (一部録画) |
有料 |
フジテレビ(地上波) | 決勝 | 無料 |
YBCルヴァンカップは、スカパーとフジテレビONE/TWO/NEXTで全試合視聴が可能です。
ただ、フジテレビONE/TWO/NEXTは録画中継も含めての全試合放送なので、生中継を見たい方はスカパーの加入を検討した方がよいでしょう。
一応、地上波での無料放送もありますが、例年決勝だけ。
10月終わりか11月初めの昼間に、フジテレビで生中継があります。
天皇杯:スカパー、もしくはNHK
天皇杯の放送は、次のようになっています。
放送局 | 試合 | 料金 |
スカパー | ・1~3回戦は一部試合 ・ベスト16以降は全試合 ・NHKで放送がある試合は録画 |
有料 |
NHK-BS | ・2回戦から準々決勝まで各1試合 | 有料 |
NHK総合 | ・準決勝、決勝全試合 | 無料 |
天皇杯は、1回戦からカウントすると試合数がかなり多くなってしまうので、さすがに全試合放送してくれるところはないです。
放送試合数が最も多いのは、スカパー。
一部試合とはいえ、1回戦から放送があるだけでなく、準々決勝までなら一番多くの試合を放送してくれます。
天皇杯が嬉しいのは、準決勝以降はNHK総合が生中継してくれること。
NHK総合を無料放送と呼んで良いのかどうか、賛否がわかれるところかもしれませんが(受信料取られますからね)、視聴のハードルが低いことは間違いないと思います。
決勝については、もうお馴染みですね。
元日の昼に行われる、正月の風物詩です(こちらも賛否が分かれるかもしれませんが)
※関連記事です。
ゼロックススーパーカップ:日本テレビ(地上波)、もしくは日テレジータス
ゼロックススーパーカップの放送は、次の通り。
放送局 | 放送 | 料金 |
日本テレビ(地上波) | 生中継 | 無料 |
日テレジータス | 再放送 | 有料 |
ゼロックススーパーカップは1試合だけのタイトルマッチなので、放送試合数という考え方はありません。
放送があるかないか、だけです。
そして放送は、あります。毎年、日本テレビ(地上波)が生中継をやってくれています。
また、再放送は日テレジータスで見ることができます。
※ゼロックススーパーカップの放送について詳しく知りたい方は、こちらもどうぞ。
https://earlylaggard.com/xerox-super-cup-relay
JリーグYBCルヴァンカップ/CONMEBOLスダメリカーナ王者決定戦:2020年は開催なし
最後は、「JリーグYBCルヴァンカップ/CONMEBOLスダメリカーナ王者決定戦」です。
この長ったらしい名前の大会ですが、2018年までは「スルガ銀行チャンピオンシップ」という名称が使われていました。
その名の通り、スルガ銀行が「プレゼンティングスポンサー」となっていた大会だったのですが、2019年からはスルガ銀行の名前が外れて、この長い名前が使われています。
Jクラブの出場する公式戦、ということで名前を挙げはしましたが…… 実はこの大会、2020年は開催されません。
2019年10月26日に、日本サッカー協会(JFA)から正式に発表されています。
2008年から11回にわたって開催している「JリーグYBCルヴァンカップ/CONMEBOLスダメリカーナ 王者決定戦」につき、2020年夏の開催を南米サッカー連盟ならびに公益社団法人日本プロサッカーリーグとともに目指してきましたが、同時期に東京オリンピックが開催されることから開催を見送ることとなりました。
2021年度の開催概要は決まり次第お知らせします。
JFA公式サイトより
大会自体が開催されないので、当然放送もありません。
2021年以降の放送については、決まり次第、ご紹介していきます。
DAZNだけで1シーズンの公式戦の半分以上が視聴可能
確かに、ここまでの話だとそう見えてしまいますよね。
でも実際には、そんなことはありません。
というのも、DAZNだけで、Jクラブが1シーズンに戦う試合の半分以上は視聴可能だからです。
すべての大会に出場し、すべての試合を戦うクラブは存在しない
Jクラブが1シーズンのうちに戦う公式戦のうち、半分以上が実はJリーグの試合です。
J1のクラブを例に、各大会の最大試合数を見ていきましょう。
大会 | 試合数 (最大) |
J1リーグ | 34試合 |
ゼロックススーパーカップ | 1試合 |
ルヴァンカップ | 13試合 |
天皇杯 | 6試合 |
ACL | 11試合 |
JリーグYBCルヴァンカップ/CONMEBOLスダメリカーナ王者決定戦 | 1試合 |
合計 | 66試合 |
合計、66試合。
このうちJ1リーグは全34試合ですから、この時点で既に全体の半分を超えています。
リーグ戦なので、よほどの事態が発生しない限り、この34試合という試合数は変わることがありません。
J1全クラブが、確実に34試合を戦います。
一方、他の大会については、ここに挙げたすべての試合を戦うクラブは現実には存在しません。
もちろん、それも試合数が少なくなる理由にはなるのですが……
実は全大会に出場し、決勝まで進んだとしても、ここで合計値として挙げた「66試合」には届かないのです。
というのも、ある大会に出場するクラブは、別の大会の一部の試合が免除されるからなのですね。
ACL本大会に出場するクラブは、ルヴァンカップの一部試合が免除される
「ある大会」というのは、ACLのこと。そして「別の大会」というのは、ルヴァンカップのことです。
ACLに出場するクラブは、ルヴァンカップのグループステージ6試合、プレーオフステージ2試合の合計8試合が免除されることになっています。
つまり、
ACLに出場するクラブ | ルヴァンカップのグループステージ6試合、プレーオフステージ2試合がない |
---|---|
ACLに出場しないクラブ | ACLの試合がない |
ということになりますから、「合計66試合」をすべて戦うクラブは存在しないのです。
リーグ戦を見るだけで、J1クラブが1シーズンに戦う公式戦の半分以上が視聴可能
J1リーグの試合数(全34試合)は「合計66試合」の時点で、既に全体の半数を超えていました。
すなわち、J1リーグを追うだけで、J1クラブが1シーズンに戦う公式戦の半分以上はカバーできてしまうのです。
実際には、J1クラブが1シーズンに戦う公式戦は「66試合」よりも少なくなりますので、全体におけるリーグ戦の占める割合はさらに大きくなります。
ACL出場クラブが、全大会に出場して決勝まで勝ち進んだとしても、J1リーグの占める割合は約6割。
DAZNは、J1リーグ全試合を配信を対象としています。
つまり、DAZNだけで、J1クラブが1シーズンに戦う公式戦の約6割は視聴できてしまうのです。
J2、J3はリーグ戦以外の試合がさらに少ない
J2、J3の場合、リーグ戦の比重はさらに重くなります。
というのも、J2、J3はJ1より出場できる大会が少ないからです(ほとんどのクラブにルヴァン杯がなく、ACLも天皇杯で優勝しない限り出場できません)。
こちらもやはりDAZNに加入するだけで、1シーズンに戦う公式戦のかなりの部分をカバーすることが可能です。
まずはDAZNでJリーグ。余裕があれば、ACLも
JリーグとACL、どちらがタイトルとして重要か、というのは悩ましい問い掛けです。
こちらの記事でも紹介したように、
- 名誉を取るならACL
- 実利を取るならJリーグ
と個人的には思っていますが、
と言われたら、DAZNでJリーグを取りますね。
試合数が多いですし、
というのは、サッカー界の常識(のはず)ですからね。
今回は、以上です。
※関連記事です。
https://earlylaggard.com/dazn-fee