文房具

【エトランジェ ディ コスタリカ】豊富なカラーバリエーションが魅力のリングノート

こんにちは、早起きラガードです。

リングノートの利点は、360度フラットに開くことができるところ。

広げたときの大きさが半分で済むので、カフェのテーブルのような狭い場所で書きものをしたいときに便利です。

「エトランジェ ディ コスタリカ【etranger di costarica】」は、リングノートを製造・販売している文具メーカーの一つ。

その名前から、海外の会社だと思われる方もいるようですが、広島県に本社を置くれっきとした日本のメーカーです。

「エトランジェ ディ コスタリカ」のリングノートにはいくつかシリーズがありますが、中でも「トランスペアレンシー」というシリーズは、豊富なカラーバリエーションが特徴。

私が初めてこのノートを見つけたのは10年以上前になりますが、使い勝手がいいので今でも買い続けています。

今回は、この「エトランジェ ディ コスタリカ」のリングノート(トランスペアレンシーシリーズ)を紹介していきます。

「エトランジェ ディ コスタリカ」リングノートの特徴

サイズ B6、A5、B5、
内容 横罫6mm(B罫)
素材 【表】透明PP、【裏】ボール紙
カラー 9種類(アップルグリーン、イエロー、オレンジ、クリア、グリーン、ピンク、ブルー、ライトブルー、レッド)
用紙 上質紙
枚数 100枚(200ページ)

トランスペアレンシーシリーズの「エトランジェ ディ コスタリカ【etranger di costarica】」に用意されているカラーは、全部で9種類。

イエロー、ブルー、レッドといった定番のカラーから、アップルグリーン、ライトブルーといった耳馴染みのない色まで取り揃えられています。

アップルグリーン ライトブルー

B6、A5、B5とサイズは一般的ですが、内容は横罫のみとなっています。

ノートの内容と言えば横罫と方眼が定番ですが、トランスペアレンシーシリーズの場合、方眼は用意されていません。

硬質な表紙

「エトランジェ ディ コスタリカ【etranger di costarica】」リングノートの表紙は、透明ポリプロピレン(PP)製。

裏表紙には、ボール紙が使用されています。

表紙、裏表紙ともに硬質なので、机のない場所での筆記にも問題なく使うことができます。

また、画像で見ると文字が印刷されているように見える表紙ですが、実際には文字は印刷されていません。

ご覧の通り、表紙は無地です。

文字が印刷されているのは扉に当たる部分で、この文字が透明PP製の表紙から透けて見えている、というのが実際のところになっています。

「エトランジェ ディ コスタリカ」リングノートの使用感

リングノート最大の特徴である、「360度フラットに開くことができる」という点については問題ありません。

180度開くことも、もちろんできます。

リングはドイツ製で、色はシルバー。

買ったばかりのときはピカピカに光っていますが、長く使っていると黒ずんできます。

内側は、こんな感じ。

罫線はしっかりしているので、文字をたっぷり書きたい人にはいいノートだと思います。

ただ、使われているのが上質紙なので、高級ノートのような滑らかな書き心地は残念ながら期待できません(その分、価格はかなり抑えられてますが)。

紙質は「ざらざら系」。少し引っ掛かりを感じます。

個人的には、万年筆よりUNIゲルインクボールペン シグノのようなゲルインクボールペンの方が相性がいい気がしています。

耐久性

表紙、裏表紙ともに丈夫な素材を使用しているので、カバンに毎日入れて持ち運んでもそれほど大きく傷むことはないです。

表紙はPP製なので、細かい傷がつくくらいですね。

裏表紙はボール紙なので、表紙よりは傷みが出ます。

それでも、

  • 折れ曲がってボロボロになる
  • ノート本体から外れてしまう

といった状態になったことは、10年以上使っている私の経験上、一冊もありません。

ただ、これは多くのリングノートに共通する弱点ではあるのですが、リング部分にはややもろさがあります。

荷物の多いカバンの中にいれて持ち運び続けると、リング部分が上下に歪んでページが開きにくい状態になってしまうのですね。

まったく開けないということはなく、大きくゆがんだ場合は手で直すことができるレベルですが、リングノート購入の際には、注意しておいた方がいい点だと思います。

裏抜けはほとんどしない

「エトランジェ ディ コスタリカ」で使われている上質紙は、コピー用紙にも使われる普通の紙です。

当然、裏抜けも期待できないと思われがちですが……

実際には、万年筆やボールペンでの裏抜けはほとんどありません。

LAMYのサファリが、一番濃いくらいですね。

それでも、ほぼ気にならないレベルです。

ボールペンや万年筆など、一般的な筆記用具で使う分には、「エトランジェ ディ コスタリカ」に裏抜けの心配はないと言っていいと思います。

「エトランジェ ディ コスタリカ」リングノートのまとめ

今回は、「エトランジェ ディ コスタリカ」リングノート(トランスペアレンシーシリーズ)についてご紹介しました。

書き心地では高級ノートに及ばないものの、耐久性や裏抜けのしにくさという点ではほぼ問題はなく、普段使いには十分と言っていいノートです。

「用途に応じて表紙の色を変える」など、豊富なカラーバリエーションを生かした使い方も「エトランジェ ディ コスタリカ」リングノート(トランスペアレンシーシリーズ)の魅力の一つ。

リングノートで迷っているなら、おすすめできる1冊です。

今回は、以上です。