オレンジ色のカバーに、黒いロゴが印象的なRHODIA(ロディア)。
1934年に創設されたフランスの文房具ブランドで、「BLOC RHODIA(ブロックロディア)」と呼ばれるシンプルなメモ帳は日本でもよく知られています。
かくいう私も、「BLOC RHODIA(ブロックロディア)」を愛用している一人。
そこで今回は、この「BLOC RHODIA(ブロックロディア)」について紹介していきます。
RHODIA(ロディア)のサイズ
RHODIA(ロディア)サイズ早見表
サイズ | 目安 | 価格(税抜) | |
No.10 | 5.2×7.5㎝ | RHODIAで最小 | 180円 |
No.11 | 7.4×10.5㎝ | RHODIAの定番 胸ポケットにちょうど収まるサイズ |
200円 |
No.12 | 8.5×12㎝ | No.11より一回り大きい ネットで買うときに間違いやすい |
250円 |
No.13 | 10.5×14.8㎝ | A6サイズ | 320円 |
No.14 | 11×17㎝ | No.13よりやや縦長 | 400円 |
No.16 | 14.8×21㎝ | A5サイズ | 550円 |
No.8 | 7.4×21㎝ | 縦に細長いタイプ | 320円 |
No.18 | 21×29.7㎝ | A4サイズ | 1,000円 |
No.19 | 21×31.8㎝ | 切り離したサイズがA4 | 1,100円 |
No.38 | 42×31.8㎝ | 切り離したサイズがA3 | 2,000円 |
No.148 | 14.8×14.8㎝ | 正方形 | 520円 |
「BLOC RHODIA(ブロックロディア)」は全部で11サイズ
「BLOC RHODIA(ブロックロディア)」のサイズは、全部で11種類。
その一つ一つに、番号(No.)が振られています。
この番号が役に立つのは、実物を手に取ることができないインターネットでの購入のとき。
特に、No.10、No.11、No.12あたりは、ネットで購入するとき、
となりやすいんですよね。
でも、自分が欲しいサイズの番号(No.)さえ覚えておけば、そんな悩みはなくなります。
今、自分が使っている「RHODIA(ロディア)」の番号(No.)を知りたいときは、裏表紙を見ればOK。
真ん中あたりに、番号が印刷されています。
RHODIA(ロディア)は紙質が良い
「BLOC RHODIA(ロディア)」の魅力の一つが、紙質です。
つるつるとした手触りで、書き心地がとてもいい。
厚みもあって、裏抜けの心配もありません。
その秘密は、「RHODIA(ロディア)」に使われている「ベラム紙」にあります。
「べラム紙」とは
「ベラム」とは、子牛などの動物の皮をなめして作った紙のこと。
「羊皮紙」のようななめらかさがあることから、そう名付けられたそうです。
この「べラム紙」、フランスでは上質な紙として扱われていて、「ベラム紙」を使ったノートは、普通の紙を使っているものよりも値が張るのだとか。
そういう紙が使われている「RHODIA(ロディア)」ですから、書きやすいのは当たり前と言えるのかもしれません。
※ちなみに、実際には「べラム紙」に動物の皮は使用されていませんので、ご心配なく。
RHODIA(ロディア)は筆記用具を選ばない
「筆記具を選ばない」と公式HPでも紹介されている「RHODIA(ロディア)」。
確かに、どの筆記用具とも相性はいいです。
私は、ぺんてる ゲルインキボールペン エナージェルユーロ 0.5mm 黒 BLN25-Aを使って「RHODIA(ロディア)」にメモを取るのが好きなのですが、他のボールペンや万年筆での書き味も決して悪くありません。
ノートやメモ帳の中には、筆記用具を選ぶものもありますが、「RHODIA(ロディア)」に関しては、その心配はないといっていいでしょう。
RHODIA(ロディア)は切り離しがしやすい
メモ帳に求められる機能の一つが、切り離しのしやすさ。
メモしたページを人に渡すときなどに、切り離した部分がいかにも「破った」という感じになってしまうのは、できれば避けたいところです。
でも「BLOC RHODIA(ブロックロディア)」には、そうした心配はありません。
すべてのページに切り取り線が入っているからです。
別のノートに貼り付けるときに便利
この切り取り線がうれしいのは、メモしたページを別のノートに貼り付けるとき。
私が「RHODIA(ロディア)」を使い始めたのは、『モレスキン「伝説のノート」活用術』という本を読んでからなのですが、この本の中に「RHODIA(ロディア)」で取ったメモをノートに貼り付ける方法が紹介されています。
切り離しがしやすい「BLOC RHODIA(ブロックロディア)」は、そうした利用方法にも最適。
紙質がよく、きれいに切り離せるのでいいので、モレスキンのような高級ノートに貼り付けても、雑駁な印象になりません。
「RHODIA(ロディア)」は場所を選ばずメモを取れる
最後のページと裏表紙の間に、厚紙が入っているのも「RHODIA(ロディア)」のうれしいところ。
これがあるおかげで、立っているときや、机やテーブルがない場所でもメモを取ることができます。
表紙に入っている三本の折り目も、メモの取りやすさをサポート。
これに沿って折り返すことで、表紙を簡単に裏返すことができます。
「RHODIA(ロディア)」の定番はNo.11
「RHODIA(ロディア)」の定番と言われているサイズが、No.11。
胸ポケットにちょうど収まるサイズで、持ち歩きにも、ちょっとしたメモを取るのにとても便利です。
ただ、白いシャツを着ているときだけは、胸ポケットに入れるのに注意が必要かもしれません。
オレンジ色の表紙が、シャツの記事から透けて見えてしまうことがあるからです(大した問題ではないですけどね)。
もう少し書きたい、という方にはNo.13がおすすめ
という方には、No.13がおすすめです。
サイズはA6で、No.11と比較すると二回りくらい大きい印象ですが、
- 携帯性を損なわず
- 筆記量を十分確保
することができます。
さすがに胸ポケットに入りませんが、バッグに入れて邪魔にならないサイズです。
この2つ、どちらか片方だけ、ではなく、どちらも使うのが良いかと。
私の場合、
- ちょっとしたメモには、ポケットのNo.11
- たくさん書きたいときは、バッグのNo.13
という使い方をしています。
線の濃さがRHODIA(ロディア)の難点という声も
個人的には、メモ帳としてかなり評価の高い「BLOC RHODIA(ブロックロディア)」なのですが、難点を指摘する声もあります。
理由として挙げられているのが、「線の濃さ」。
「BLOC RHODIA(ブロックロディア)」で最も人気のある方眼タイプには、紫色のラインが縦横に入っているのですが、この線の紫が濃すぎる、というのです。
私は特に気にはならないのですが……
黒いペンを使ってメモを取ったときに、文字が読めなくなる、というほどではないですからね。
ただ、こればかりは主観の問題なので、人によっては「濃すぎる」と感じることがあってもおかしくないのかもしれません。
「BLOC RHODIA(ブロックロディア)」はおすすめのメモ帳
定番のNo.11以外にもサイズが豊富な「BLOC RHODIA(ブロックロディア)」は、用途に応じて最適なサイズを選ぶことができます。
紙質も良いので、メモ帳をお探しの方には特におすすめですね。
サイズに迷っている方は、定番のNo.11から試してみると良いかと。
人気があるだけあって、使いやすいと思いますよ。
今回は、以上です。