Jリーグ

【Jリーグ】国内三大タイトルの重要度はこうなってます

こんにちは、早起きラガードです。
Jリーグは開幕初年度から見続けています。

Jリーグには、三つの主要な国内タイトルがあります。

  • 明治安田生命J1リーグ(J1リーグ)
  • 天皇杯 JFA 全日本サッカー選手権大会(天皇杯)
  • JリーグYBCルヴァンカップ(Jリーグカップ)
Jリーグ初心者
Jリーグ初心者
タイトルが3つあるのはわかったよ。で、この3つに序列ってあるのかな? 一番重要なのはどれなんだろう?

今回は、そんな疑問にお答えします。

Jリーグカップは、2016年の途中まで「Jリーグヤマザキナビスコカップ(通称ナビスコカップ)」と呼ばれていました。名称変更は、スポンサーであるヤマザキナビスコの、「ナビスコ」ブランド契約終了によるものです。

国内三大タイトルの重要度は?

いきなり答えを書いてしまいますが、タイトル獲得の難しさ(難易度)、賞金額、優勝特典、大会の歴史という4つの観点から総合的に判断すると、国内三大タイトルの重要度は、

J1リーグ > 天皇杯 > Jリーグカップ

の順になります。

タイトル獲得の難易度が最も高いのは?

タイトル獲得経験クラブが最も少ないのはJ1リーグ

クラブの実力が最もよく現れるのは、リーグ戦と言われています。

対戦するクラブが限定されるトーナメントと違って、リーグ戦は参加する全クラブと対戦しなければならず、試合数も多いからです。

各大会の試合数
  • J1リーグ 34試合
  • 天皇杯 6試合
  • Jリーグカップ 13試合

※天皇杯、Jリーグカップは2018年の優勝した浦和、湘南の試合数

一発勝負のトーナメントの場合、組み合わせや勢いなどの影響で、実力の劣るクラブが勝ち上がってくるケースがしばしば発生します(サッカーは、特にそういった番狂わせの発生しやすいスポーツとも言われています)。

しかし、長丁場で試合数も多いリーグ戦の場合、そうはいきません。タイトル獲得には、運や勢いだけではない、クラブの総合力が求められます。

事実、タイトル獲得経験のあるクラブが一番少ないのは、J1リーグです。

タイトル獲得経験クラブ数(1993年~2018年)
  • J1リーグ 10クラブ
  • 天皇杯 14クラブ
  • Jリーグカップ 13クラブ

以上の結果から、最も難易度が高いのはJ1リーグと言えるでしょう。

天皇杯とJリーグカップはどちらが難しい?

天皇杯とJリーグカップは、ほとんど差がありません。

どちらもトーナメント形式の大会で、タイトル獲得経験のあるクラブ数はほぼ同じ。

グループステージがある分、Jリーグカップの方が試合数が多くなっています。そのためJリーグカップの方が、天皇杯よりやや難易度が高いとも言えるかもしれません。

ただ、ACL参加クラブはグループステージが免除になるので、試合数も天皇杯とほぼ同じとなります。

国内三大タイトルの獲得難易度

以上を考慮すると、国内三大タイトルの獲得難易度は次のようになります。

国内三大タイトルの獲得難易度

       J1リーグ > Jリーグカップ ≧ 天皇杯

国内三大タイトルの賞金は?

各大会の賞金は、次のようになっています。

J1リーグ 天皇杯 Jリーグカップ
優勝 3億円 1.5億円 1.5億円
2位 1.2億円 5000万円 5000万円
3位 6000万円 2000万円 2000万円

賞金についても、最も多いのはJ1リーグです。

優勝賞金3億円は、天皇杯、Jリーグカップの2倍。2位のクラブでも、天皇杯、Jリーグカップの覇者に迫る、1.2億円が支給されます。

一方、天皇杯とJリーグカップでは、賞金に差はありません。

優勝、2位、3位、いずれもまったく同額となっています。

国内三大タイトルの賞金

       J1リーグ > Jリーグカップ = 天皇杯

国内三大タイトルの優勝特典は?

Jリーグ初心者
Jリーグ初心者
ここまで見てきたところで、J1リーグが重要なのは何となくわかったよ。でも、あとの2つ、天皇杯とJリーグカップの違いはどうなのかな?

そんな疑問に答えてくれるのが、この優勝特典です。

ここで天皇杯とJリーグカップの間に、大きな差が生まれます。

天皇杯覇者には、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)本戦の出場権が与えられる!

■AFCチャンピオンズリーグ(ACL)

AFCチャンピオンズリーグ(英: AFC Champions League)は、国際サッカー連盟(FIFA)が主管し、アジアサッカー連盟(AFC)が主催する、クラブチームによるサッカーの大陸選手権大会である。略称はACL。

アジアのクラブチームにとっては最も権威のある大会であり、本大会に優勝したクラブには400万USドルの賞金と勝利ボーナスなどが贈られると同時に、国際サッカー連盟主催FIFAクラブワールドカップへの出場権が与えられる。

出典:wikipedia

ACLは、アジアのクラブチームにとって最も権威のある大会です。

タイトルの壁はかなり高く、Jリーグからは浦和、G大阪、鹿島の3クラブしか獲得経験がありません(複数回の獲得は2007年、2017年の浦和のみ)。

この大会は、そもそも出場自体が簡単ではありません。

「チャンピオンズリーグ」の名前が示す通り、出場できるのは各国のリーグ、カップ戦王者と、上位クラブに限られるからです。

2019年時点で、日本に与えられている出場枠は本大会2、プレーオフ2。

この2つしかない本戦出場枠のうちの1つが、天皇杯優勝クラブに割り当てられているのです。

Jリーグカップの覇者に与えられるのは、スルガ銀行チャンピオンシップの出場権

Jリーグカップの覇者には、スルガ銀行チャンピオンシップという国際大会への出場権が与えられます。

スルガ銀行チャンピオンシップ(葡: Copa Suruga Bank、西: Copa Suruga Bank)は、Jリーグカップとコパ・スダメリカーナ(2013年より「コパ・トタル・スダメリカーナ」)の各優勝チームが対戦するサッカーの国際大会(カップウィナーズカップ)である。
なお、正式名称は「スルガ銀行チャンピオンシップ JリーグYBCルヴァンカップ/コパ・スダメリカーナ王者決定戦」である。

出典:wikipedia

一応、南米のカップ戦王者との対戦ですが、ACLと比較すると権威はかなり落ちます。

Jリーグ初心者
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Jリーグカップで優勝しても、ACLに出場できないのかな? 日本には本大会2、プレーオフ2の出場枠が割り当てられているっていう話だったけど。

残念ながら、Jリーグカップで優勝しても、ACLにはまったく関与できません。

天皇杯覇者に与えられる分を除いた、残りの本戦1、プレーオフ2のACL出場枠は、J1リーグの1位から3位のクラブに与えられるからです。

  • ACL本戦出場枠(2) … 天皇杯覇者、J1リーグ優勝クラブ
  • ACLプレーオフ出場枠(2) … J1リーグ2位、3位

ここでもJ1リーグの重要度が高いことがわかりますね。優勝クラブだけでなく、3位までACL出場権が与えられるわけですから。

ただ、優勝特典だけに限定して比較すると、天皇杯とJ1リーグは等価値ということになります。

国内三大タイトルの優勝特典

       J1リーグ = 天皇杯 > Jリーグカップ

ここでJリーグカップと天皇杯の間に、差が生まれています。

国内三大タイトルの歴史は?

歴史は、権威を作ります。長く続くことによって確立される権威というものがあるからです。

というわけで、タイトル重要度に歴史の観点を取り入れてみました。

これは圧倒的に天皇杯が古いです。

J1リーグ、Jリーグカップは前身であるJSL、JSLカップの時代までさかのぼっても、天皇杯にかないません。

何と言っても始まったのは1921年(大正10年)ですからね。他の二つの大会が始まったのは戦後ですから、相手になりません。

国内三大タイトルの開始年
  • 天皇杯 1921年
  • J1リーグ(JSL) 1965年(J1リーグは1993年~)
  • Jリーグカップ(JSLカップ) 1976年(Jリーグカップは1992年~)
国内三大タイトルの歴史

       天皇杯 > J1リーグ > Jリーグカップ 

まとめ:重要度が突出して高いのはJ1リーグ。天皇杯はACL本戦出場権が大きい。

各観点を整理すると、国内三大タイトルの重要度は以下のようになります。

  • 難易度
    J1リーグ > Jリーグカップ ≧ 天皇杯
  • 賞金
    J1リーグ > 天皇杯 = リーグカップ
  • 優勝特典
    J1リーグ = 天皇杯 > Jリーグカップ
  • 歴史
    天皇杯 > J1リーグカップ > Jリーグカップ

以上をまとめた総合評価は、次の通り。

総合評価

J1リーグ > 天皇杯 > Jリーグカップ

歴史以外のすべての観点で、他を上回っているJ1リーグが最重要タイトル。

天皇杯とJリーグカップでは、優勝特典にACLの本戦出場権がある分、天皇杯の方がタイトルとしての重要度が高くなります。

今回は、国内三大タイトルをいくつかの観点で比較してみました。

ここで一つ忘れてはならないのは、どのタイトルも決して簡単に獲得できるものではないということです。

毎年タイトルを獲得し続けることができているクラブは、存在しません。国内タイトル獲得回数最多を誇る鹿島アントラーズでも、無冠に終わった年は何度もあります。

ですから、タイトルを獲得したクラブのことは素直に称えましょう。

タイトルを獲得したという事実そのものが、既に立派な成果なのですから。

今回は、以上です。