存在は知っているけど、あまりなじみのないトルコのプロサッカーリーグ。
1部リーグは「スュペル・リグ」という、日本人にはちょっと発音しにくい名前で呼ばれています。
このスュペル・リグ、数は少ないのですが、過去に日本人選手もプレーしています。
それも、日本代表の主力級だった選手の名前がちらほら。
本記事では、トルコリーグ1部(スュペル・リグ)を紹介していきます。
- トルコリーグ1部で活躍する日本人選手
- トルコリーグ1部のCL出場枠・降格枠
- トルコリーグ1部の視聴方法
トルコリーグ1部で活躍する日本人選手
2021年現在、トルコリーグ1部(スュペル・リグ)で活躍している日本人選手はいません。
2019-20シーズン前は、長友佑都がガラタサライに所属していたのですが、現在は移籍しています。
かつてトルコリーグ1部のクラブに所属していた選手
過去、トルコリーグ1部(スュペル・リグ)のクラブには次の選手が所属していました。
選手 | 所属クラブ |
---|---|
稲本潤一 | ガラタサライ(2006-07) |
細貝萌 | ブルサスポル(2015-16) ※レンタル |
瀬戸貴幸 | オスマンスポル(2015-17) ※2016-17はレンタル |
長友佑都 | ガラタサライ(2018-20) ※2018はレンタル |
香川真司 | ベシクタシュJK(2019) ※レンタル |
瀬戸貴幸以外は、日本代表の2桁試合以上の出場経験があり、稲本、長友、香川はW杯の出場経験もある主力選手でした。
人数は少ないですが、密度が濃いのがトルコリーグ1部で活躍した日本人選手の特徴とも言えるのかもしれません。
トルコリーグ1部(スュペル・リグ)って、どんなリーグ?
トルコリーグ1部(スュペル・リグ)は、残念ながらヨーロッパの最上位リーグというわけではありません。
ヨーロッパ各国を順位づけたしたUEFAランキングでは10位前後に位置しており、2020-21は11位でした。
UEFAには55の加盟協会がありますから、数字だけ見ると下位ではないのですが、それでも4大リーグやそれに次ぐフランスなどと比較すると小さくない差はあります。
- イングランド
- スペイン
- イタリア
- ドイツ
ちなみにUEFAランキングの11位の国では、リーグ優勝してもUEFAチャンピオンズリーグのグループステージ出場権が与えられません。
出場は予選プレーオフからとなってしまいます。
トルコリーグ1部は18クラブ
トルコリーグ1部(スュペル・リグ)の参加クラブ数は18です。
これは、J1リーグやドイツのブンデスリーガと同じです。
大会方式は、これもJ1リーグなどと同じオーソドックスな2回戦総当たり。
1つのクラブは、1シーズンに34試合を戦うことになります。
トルコリーグ1部のヨーロッパの大会への出場枠
トルコリーグ1部の、ヨーロッパの大会への出場枠は次の通りなっています。
[icon class=”icon-check”]UEFAチャンピオンズリーグ
- 1位:予選プレーオフから出場
- 2位:予選2回戦から出場
[icon class=”icon-check”]UEFAヨーロッパカンファレンスリーグ
- 3位:予選3回戦から出場
- 4位:予選2回戦から出場
既に紹介した通り、トルコリーグ1部(スュペル・リグ)は、優勝してもUEFAチャンピオンズリーグのグループステージからの出場はできません。
予選プレーオフで勝利する必要があります。
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トルコリーグ1部の強豪
ヨーロッパでは、一部のクラブだけがタイトル争いに参加できる寡占状態のリーグがしばしば見られますが、トルコリーグ1部(スュペル・リグ)も例外ではありません。
トルコリーグ1部(スュペル・リグ)の場合は、3強+1。
- ガラタサライ
- フェネルバフチェ
- ベシクタシュ
が3強で、ここにトラブゾンスポルが続く、という状態になっています。
「4強」と言えないのは、トラブゾンスポルの直近の優勝が30年近く前(1984年)になってしまうのと、通算優勝回数でも差があるから。
- ガラタサライ :22回
- フェネルバフチェ:19回
- ベシクタシュ :15回
- トラブゾンスポル:6回
3強はいずれも二桁なので、やはり見劣りしますね。
とはいえ、この4クラブ以外でトルコリーグ1部(スュペル・リグ)の優勝経験があるのは、
- イスタンブール・バシャクシェヒル
- ブルサスポル
の2クラブだけで、いずれも1回だけですから、3強+1というのが、表現としては妥当かと思います。
トルコリーグ1部の降格
トルコリーグ1部(スュペル・リグ)は、下位3クラブ(16位、17位、18位)が自動降格です。
J1リーグのように下から3番目のクラブのプレーオフへの参加はなく、自動的に2部へと降格になります。
トルコリーグ1部(スュペル・リグ)の視聴方法
2021年時点で日本人選手の所属クラブのないトルコリーグ1部(スュペル・リグ)ですが、試合はDAZNでLIVE配信があります。
追加料金等は、もちろん不要。月額利用料だけで視聴が可能です。
ただ、さすがに全試合中継というわけにはいかず、3強の試合を毎節2~3試合中継というのが実際の状況です。
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まとめ:日本人選手も活躍していたトルコリーグ1部(スュペル・リグ)
本記事では、トルコリーグ1部(スュペル・リグ)について紹介しました。
試合中継についてはDAZNがしてくれていることをご紹介しましたが、これは少し前まで日本人選手(長友佑都)がガラタサライに所属していたことが関係していると思われます。
DAZNがいつまで放映権を取得しているかは不明ですが、
- トップリーグではない
- 日本人選手の所属がない
という点を考えると、いつ中継がなくなってもおかしくないと思われます。
興味がある方は、早めに観戦しておいた方がいいかもしれません。
今回は、以上です。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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