Jリーグ

2019浦和は2007鹿島と同じ道を辿れるか?【19試合目】

こんにちは、早起きラガードです。

2019浦和と2007鹿島の比較、今回はその10回目です。

これまでのあらすじ
  1. 2019浦和を、オリヴェイラ体制の(実質的な)1年目と拡大解釈
  2. 同じくオリヴェイラ体制1年目の2007鹿島との比較を、J1リーグ10試合終了時点から始める
  3. 13試合目終了後、オリヴェイラ氏が浦和の監督を解任される
  4. 当初の目的を失って慌てるが、解任時点での2019浦和が、順位、勝ち点ともに同時期の2007鹿島と近いことに気が付く
  5. 比較をそのまま続けることを決意

というわけで、浦和の、J1リーグ19試合目終了時点での状況を見ていきます。

18試合目終了時点の状況はこちら。

2019浦和は2007鹿島と同じ道を辿れるか?【18試合目】こんにちは、早起きラガードです。 2019浦和と2007鹿島の比較、今回はその9回目です。 というわけで、浦和の、J...

2019浦和のJ1リーグ19試合目

試合前の状況

リーグ19試合目の対戦相手は、ジュビロ磐田でした。

両チームの試合前の状況は、次の通り。

浦和 磐田
順位 10位 16位
勝ち点 24 19
7 4
3 5
8 10
得点 15 13
失点 24 23
得失点差 -9 -10
直近5試合 △〇●〇● △●●●〇

※AFCチャンピオンズリーグ(ACL)参加クラブ(川崎、浦和、広島、鹿島)が1試合未消化の状況はまだ続いているため、この時点での順位は暫定です。

前節、誤審がらみで横浜F・マリノスに1-3と敗戦を喫した浦和。

勝利→敗戦→勝利→敗戦と、まったく波に乗れていません。

一方の磐田は6月30日、成績不振を理由に名波前監督が辞任。鈴木秀人ヘッドコーチが、後任として監督に就任しました。

この試合が、鈴木新監督就任後のリーグ戦3試合目になります。

余談

名波前監督もそうですが、鈴木秀人新監督もオールドファンには懐かしい名前ですね。共に1990年代末期から2000年代初頭の、ジュビロ磐田黄金期を支えた選手です。

あの頃の磐田はとにかく強かった。リーグ戦で磐田と対戦するときは、初めから負けを覚悟して試合を観ていました(笑)。

それに、とにかくパスがよく回る、見ていておもしろいサッカーをしていましたね。

当時は今より海外組が少なかったこともあって、「日本代表より、磐田の方が強いんじゃないか」という話も、サッカーファンの間ではよく語られていました。

その時代を知るものからすると、近年の磐田の低落ぶりにはちょっと信じられないものがあります。

結果

2019J1リーグ第20節

2019年7月20日(土)

磐田 1-3 浦和

得点者:10′ 興梠、22’橋岡、32’長澤(浦和)、69’上原(磐田)

前半のうちに3点を奪った浦和が、後半磐田の反撃をしのぎ切って勝ち点3を獲得しました。

この試合は浦和にとって、

  • 前節欠場した9武藤選手がスタメンに復帰
  • ベルギーのシント=トロイデンから戻ってきた41関根貴大選手も、スタメンに名を連ねる
  • 怪我で長期離脱していた10柏木選手が途中出場

と、選手に関する部分での好材料の多い試合でした。

2007鹿島との比較

順位と勝ち点(19試合終了時点)

2019浦和の順位と勝ち点の推移
2007鹿島 2019浦和
順位 3位 9位
勝ち点 33 27

※AFCチャンピオンズリーグ(ACL)参加クラブ(川崎、浦和、広島、鹿島)の1試合未消化の状況が続いているのと、川崎が「Jリーグワールドチャレンジ」を戦った関係でさらに1試合未消化のため、2019浦和の位は暫定です。

2019浦和は勝利を収めましたが、2007鹿島もリーグ戦19試合目は勝っていますので、点差に変わりはありません。

何とかこれ以上離されずに付いて行っている、という表現が正しいのかもしれません。

首位との勝ち点の差は?

2019浦和と首位との勝ち点差
2007鹿島 2019浦和
勝ち点 33 27
首位クラブの勝ち点 44 42
勝ち点差 11 15

首位のFC東京が勝利したため、2019浦和と首位クラブとの差にも変化はありません。

とはいえ、残り試合数が1試合減ったので、状況は悪化していると言えます。

勝ち点差15は、やはり大きい。2007鹿島の逆転優勝には「奇跡」と呼ばれますが、それでもこの時期の首位との勝ち点差は11ですからね。

2019浦和の消化試合が、現時点ではまだ1試合少ないことは差し引いて考える必要はありますが…… それでも状況としてはギリギリです。

「5試合で4勝1敗」のペースは維持できているか?

2007鹿島と同じ道を辿ろうとする場合に求められる、「5試合で4勝1敗」のハイペース。

2019年、浦和のJ1優勝にはこれが必要です【2007年鹿島と比較】こんにちは、早起きラガードです。 Jリーグを追い掛け続けて、27年になります。 強いのか弱いのかよくわからない、今年の浦和レッズ...

16試合目と18試合目の敗戦で、15試合目から19試合目までの4勝1敗はなくなっています

 

対戦相手 結果
15試合目(6/15) 鳥栖(H)
16試合目(6/30) 大分(A)
17試合目(7/6) 仙台(H)
18試合目(7/13) 横浜(A)
19試合目(7/20) 磐田(A)

上記の通り、結果は3勝2敗でした。

あと一歩だった、と言いたいところですが、敗れた横浜と大分はどちらも試合時点で(今も、ですが)、上位に位置しているクラブでした(横浜2位、大分6位)。

鳥栖、仙台、磐田はいずれも二桁順位のクラブ。やはり上位に勝てないようだと、2007鹿島の後を追うことは難しいですね。

2019浦和の、今後の対戦相手

次の5試合(20試合目から24試合目)の対戦相手は、次のようになっています。

対戦相手 結果
20試合目(7/31) 鹿島(H)
21試合目(8/4) 名古屋(H)
22試合目(8/10) 札幌(A)
23試合目(8/17) 神戸(A)
24試合目(8/23) 松本(H)

この中で、7/20終了時点で順位が一桁のクラブは鹿島(3位)と札幌(7位)。

4勝1敗をクリアするには、どちらかに勝たなくてはなりません。

注目はやはり、過去の実績を本記事の比較対象にしている鹿島で、浦和同様、1試合少ない状況にもかかわらず、がっちり上位をキープしています。

主力選手の海外移籍が相次いでいる鹿島は、浦和より厳しい状況にあるはずなのですが…… それでも大崩れしないところに、タイトル獲得数最多クラブの伝統を感じます。

まとめ:勝っても2007鹿島との差は縮まらない

  • 2007鹿島との差は埋まらず
  • 「5試合」の成績は、3勝2敗
  • 戦力面で好材料あり

監督交代後、下位クラブからの取りこぼしがなくなった浦和。

上位クラブから勝ち点3を奪えるかどうかが、今後の鍵となりそうです。

その意味で重要になりそうなのが、7/31の鹿島戦。

ここで鹿島に勝てれば、かなり希望が持てるのですが……

今回は、以上です。