Jリーグ

2019浦和は2007鹿島と同じ道を辿れるか?【18試合目】

こんにちは、早起きラガードです。

2019浦和と2007鹿島の比較、今回はその9回目です。

これまでのあらすじ
  1. 2019浦和を、オリヴェイラ体制の(実質的な)1年目と拡大解釈
  2. 同じくオリヴェイラ体制1年目の2007鹿島との比較を、J1リーグ10試合終了時点から始める
  3. 13試合目終了後、オリヴェイラ氏が浦和の監督を解任される
  4. 当初の目的を失って慌てるが、解任時点での2019浦和が、順位、勝ち点ともに同時期の2007鹿島と近いことに気が付く
  5. 比較をそのまま続けることを決意

というわけで、浦和の、J1リーグ18試合目終了時点での状況を見ていきます。

17試合目終了時点の状況はこちら。

2019浦和は2007鹿島と同じ道を辿れるか?【17試合目】こんにちは、早起きラガードです。 2019浦和と2007鹿島の比較、今回はその8回目です。 というわけで、浦和の、J...

2019浦和のJ1リーグ18試合目

試合前の状況

リーグ18試合目の対戦相手は、横浜F・マリノスでした。

両チームの試合前の状況は、次の通り。

浦和 横浜FM
順位 10位 2位
勝ち点 24 33
7 10
3 3
7 5
得点 14 30
失点 21 24
得失点差 -7 6
直近5試合 ●△〇●〇 ○●○●○

※AFCチャンピオンズリーグ(ACL)参加クラブ(川崎、浦和、広島、鹿島)が1試合未消化の状況はまだ続いているため、この時点での順位は暫定です。

前節、相性のいい仙台に勝利し、何とか連敗を回避した浦和。

久々のクリーンシートが好材料ですが、今季ずっと悩まされ続けている得点力不足はまだ解消していません。

総得点14は、16位鳥栖、18位磐田の12に次ぐ下から3番目の少なさ。仙台戦も、一人少ない相手から追加点を奪うことができませんでした。

一方、対戦相手の横浜FMは、そんな悩みとは無縁のクラブです。

総得点30は、首位FC東京、二連覇王者川崎などを上回ってリーグ最多。

2年目を迎えたアンジェ・ポステコグルー監督の攻撃サッカーが、今季も猛威を振るっています。

リーグ第6節で、今季既に一度対戦している両クラブ。結果は0-3で、浦和の惨敗に終わりました。

結果

2019J1リーグ第19節

2019年7月13日(土)

横浜FM 3-1 浦和

得点者:38’遠藤、59’仲川、86’エジカル ジュニオ(PK)(横浜)

69’オウンゴール(浦和)

9武藤選手、8エヴェルトン選手を怪我で欠き、10柏木選手も復帰できていない浦和。

特に9武藤選手は、今の浦和のキープレイヤーなので、欠場がどう影響するか心配しながら観ていましたが、残念ながら惨憺たる結果となってしまいました。

特に前半は、苦しかったですね。

キックオフから30分くらいまでは、一方的に殴られ続ける展開となりました。

30分過ぎくらいから少しずつ押し戻せるようになってきましたが…… それでも結局前半はシュート0。横浜には14本打たれています。

誤審による失点その1

ハーフタイムに修正したのか、それとも最初からそういうゲームプランだったのか、後半は見違えるようによくなって期待を持たせてくれました。

が、そんなときに発生したのが、湘南戦に続いてまたもや物議をかもす誤審騒動

横浜の2点目、23仲川選手のゴールはどう見てもオフサイドなのですが、この判定を巡って試合が10分近く中断。

しかもその間に判定が、「ゴール → オフサイドで取り消し → やっぱりゴール」という謎の経緯を辿った結果、結局ゴールが認められてしまうという異例の事態まで発生して、浦和は2失点目を喫してしまいました。

浦和がいい時間帯での失点となってしまっただけに、この判定は、結果に大きな影響を与えたんじゃないかと個人的には思います。

誤審による失点その2

不運な形で2失点目を取られてしまった後も、浦和はいい形を作れていました。

相手のオウンゴールを誘って1点を返したときには、誤審騒動のときの湘南のように、りの逆転劇を見せてくれるんじゃないかと期待したものです。

※誤審騒動があった浦和-湘南戦はこちら

が、ここでもまた浦和の勢いをくじいたのは誤審でした。

5槙野選手がブロックした相手のシュートが、31岩波選手のあごに当たったプレーが、まさかのハンドの判定

誰の手にも当たっていないのにハンドとはこれ如何に? とDAZNを見ながら一人首を傾げていましたが、PA内でのプレーだったのでPKとなり、これを決められて万事休すとなりました。

2007鹿島との比較

順位と勝ち点(18試合終了時点)

18試合目終了時点の2007鹿島と2019浦和の順位と勝ち点の推移
2007鹿島 2019浦和
順位 4位 10位
勝ち点 30 24

※順位は暫定です。

18試合目は2007鹿島も敗れているので、勝ち点差は数字上は開いてはいません。

が、元々差が付いてはいたので、勝ち点3は無理でも勝ち点1は欲しいところでした。

考えても仕方のないことですが…… やはりあの誤審がなければ、と思ってしまいますね。

首位との勝ち点の差は?

2019浦和と首位の勝ち点差
2007鹿島 2019浦和
勝ち点 30 24
首位クラブの勝ち点 41 39
勝ち点差 11 15

首位のFC東京が川崎に敗れたため、2019浦和との勝ち点差は変わっていません。

2007年は18試合目で首位が勝利しているため、鹿島との勝ち点差は開いていますが、それでもその差は11。2019浦和より、小さいです。

依然として、2019浦和の厳しい状況は続いています。

「5試合で4勝1敗」のペースは維持できているか?

2007鹿島と同じ道を辿ろうとする場合に求められる、「5試合で4勝1敗」のハイペース。

2019年、浦和のJ1優勝にはこれが必要です【2007年鹿島と比較】こんにちは、早起きラガードです。 Jリーグを追い掛け続けて、27年になります。 強いのか弱いのかよくわからない、今年の浦和レッズ...

この試合の敗戦で、15試合目から19試合目までの4勝1敗はなくなりました。

対戦相手 結果
15試合目(6/15) 鳥栖(H)
16試合目(6/30) 大分(A)
17試合目(7/6) 仙台(H)
18試合目(7/13) 横浜(A)
19試合目(7/20) 磐田(A)

勝利と敗戦を交互に繰り返しています。

連勝がないのが辛いところですね。「5試合で4勝1敗」を達成するには、最低でも2連勝は必要になります。

まとめ:2007鹿島との差は、何とか開いていない

  • 2007鹿島との差は変わらず
  • 「5試合」で4勝1敗は、またも達成不可能に

前半のシュート0という部分だけに目を向けると、一方的な展開だったように思えるかもしれません。

ただ、実際の失点はミス絡みの1点のみ。

後半はしっかり修正できていましたから、もし前半を無失点で切り抜けることができていれば、この試合で勝ち点を獲得することもできたんじゃないか、と思っています。

(もちろん誤審がなければ、というのが大前提ですが)

そういう意味では、今の浦和の課題は「先制点を与えないこと」なのかもしれません。

安易な失点が多過ぎるのが、勝ち点を積み上げられない原因になっているように思います。

今回は、以上です。