Jリーグ

2019浦和は2007鹿島と同じ道を辿れるか?【17試合目】

こんにちは、早起きラガードです。

2019浦和と2007鹿島の比較、今回はその8回目です。

これまでのあらすじ
  1. 2019浦和を、オリヴェイラ体制の(実質的な)1年目と拡大解釈
  2. 同じくオリヴェイラ体制1年目の2007鹿島との比較を、J1リーグ10試合終了時点から始める
  3. 13試合目終了後、オリヴェイラ氏が浦和の監督を解任される
  4. 当初の目的を失って慌てるが、解任時点での2019浦和が、順位、勝ち点ともに同時期の2007鹿島と近いことに気が付く
  5. 比較をそのまま続けることを決意

というわけで、浦和の、J1リーグ17試合目終了時点での状況を見ていきます。

16試合目終了時点の状況はこちら。

2019浦和は2007鹿島と同じ道を辿れるか?【16試合目】こんにちは、早起きラガードです。 Jリーグを見始めて、もう25年以上になります。 2019浦和と2007鹿島を比較しています...

2019浦和のJ1リーグ17試合目

試合前の状況

リーグ17試合目の対戦相手は、ベガルタ仙台でした。

両チームの試合前の状況は、次の通り。

浦和 仙台
順位 12位 10位
勝ち点 21 22
6 7
3 1
7 9
得点 13 22
失点 21 25
得失点差 -8 -3
直近5試合 ●●△〇● ●○○○○

※AFCチャンピオンズリーグ(ACL)参加クラブ(川崎、浦和、広島、鹿島)が1試合未消化の状況はまだ続いているため、この時点での順位は暫定です。

前節、ターンオーバーに失敗し、監督交代後のリーグ戦で初めての敗戦を喫した浦和。

7月2日(水)に行われた天皇杯2回戦でもターンオーバーを実施したようですが、こちらは成功したようです。

ただ、大学生相手に苦戦を強いられました。

天皇杯2回戦

2019年7月3日(水)

浦和 2-1 流経大

まあ、メンバーを大きく変えているので、この試合はあまり参考にはなりませんが。

対戦相手の仙台は、現在リーグ戦4連勝中と絶好調。

ただ、浦和は2015年以降仙台との試合で負けがなく、相性は悪くない相手です。

今季はリーグ開幕戦で一度対戦しており、そのときの結果はスコアレスドローでした。

結果

2019J1リーグ第18節

2019年7月6日(土)

浦和 1-0 仙台

得点者:42’興梠(浦和)

3日前の天皇杯からも、そして前節からも大きくメンバーを入れ替えて臨んだ浦和。

表現としては、「入れ替えて」より「戻した」の方が正しいかもしれません。この試合のメンバーが、現在の浦和のファーストチョイスと思われます。

個人としても仙台に対して非常に相性のいい30興梠選手のゴールで、4連勝中の相手から勝ち点3を獲得しました。

仙台は、後半の早い時間帯(51分)に退場者を出してしまったことが痛かったですね。

前半から、激しく前から来ていたことが裏目に出てしまいました。

2007鹿島との比較

順位と勝ち点(17試合終了時点)

2007鹿島と2019浦和の順位と勝ち点の推移

 

2007鹿島 2019浦和
順位 3位 10位
勝ち点 30 24

順位は暫定なので、あくまで参考情報です。

浦和は勝っているので、勝ち点差が開くことはありませんが、「勝っても現状維持にしかならない」というのが辛いところですね。

2007鹿島に付いて行くのは、簡単ではありません。

首位との勝ち点の差は?

2019浦和と首位クラブとの勝ち点差
2007鹿島 2019浦和
勝ち点 30 24
首位クラブの勝ち点 38 39
勝ち点差 8 15

首位のFC東京も、今節勝ちました。

したがって、首位との勝ち点差に変化はありません。

FC東京はACLに出場していないため、浦和より1試合多く消化しています。が、それを差し引いてもこの差は小さくないですね。

2007鹿島と同じ道を辿るなら、この時点の勝ち点差は10前後にしておきたいところです。

「5試合で4勝1敗」のペースは維持できているか?

2007鹿島と同じ道を辿ろうとする場合に求められる、「5試合で4勝1敗」のハイペース。

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15試合目から19試合目までの状況では、まだ何とかペースを維持できています。

対戦相手 結果
15試合目(6/15) 鳥栖(H)
16試合目(6/30) 大分(A)
17試合目(7/6) 仙台(H)
18試合目(7/13) 横浜(A)
19試合目(7/20) 磐田(A)

とはいえ、16試合目に既に敗戦を喫していますので、19試合目まで勝利以外は許されない状況になっています。

せめてもの救いは、7/20の磐田戦までの間に、リーグ戦以外の公式戦がないことかもしれません。

過密日程からは、一時的に解放されています。

2019浦和の課題

久しぶりの完封勝利だが

リーグ戦では、7試合連続で失点していた浦和。

この試合は、見事無失点で抑えることに成功しました。

確かに、危なげない試合ではありました。

ただ、それには相手が後半の早い時間帯(51分)に退場者を出して、一人少ない状態だったことを差し引いて考える必要があると思います。

人数的に有利な状況が、アディショナルタイムも含めて40分もあったのですから、無失点は当然と考えるべきでしょう。

厳しい言い方をすると、最低限のノルマを果たしたに過ぎない、ということだと思います。

奪えなかった追加点

この試合で注目すべきは、むしろこちらですね。

1試合の半分近い、40分もの時間を一人多い状態で戦ったのに、追加点を奪えなかった。

退場者を出した時点で仙台は既に1点ビハインドの状態でしたから、自陣に引きこもって引き分けを狙うという選択は当然なく、積極的にボールを奪いに来ていました。

それはつまり、浦和にとってスペースのある、得点しやすい状況にあった、ということでもあります。

けれど追加点を奪うことができなかった。

「詰めの甘さ」とまでは言いませんが(結果的に勝利を収めることはできているので)、このあたりの手堅さがまだまだ足りていない感じがします。

まとめ:2007鹿島との差は、縮まっていないが開きもしていない

  • 2007鹿島との差は変わらず
  • 「5試合」で4勝1敗、を首の皮一枚で継続
  • リーグ戦の失点がようやく止まる

いろいろ書きましたが、とにかく勝ったことが一番大きいです。

どんなにいい試合をしても、勝てなければ意味がないですからね。

監督交代後のリーグ戦での戦績は、ここまで2勝1敗1分。

リーグ戦の連勝はまだありませんから、次で期待したいところです。

今回は、以上です。