Jリーグ

【J1第30節終了・第31節消化済】2019年、浦和レッズはJ1に残留できるのか?【残り3試合】

こんにちは、早起きラガードです。

J1残り8試合(第26節終了時点)で、無条件残留ギリギリの15位まで順位を落とした浦和。

その浦和が、J1に残留できるのか、を1試合ごとに追っています。

今回は、その5回目。

取り上げるのは、J1リーグ第30節 鹿島アントラーズ戦(A)です。

※第30節ですが、この試合を含めて残りは4試合となっています。「J1リーグは全部で34試合だから、第30節だと残り5試合になるのでは?」思われるかもしれませんが、それについては後ほどご説明します。

前回は、こちら。

【J1第31節終了・第30節未消化】2019年、浦和レッズはJ1に残留できるのか?【残り4試合】こんにちは、早起きラガードです。 J1残り8試合(第26節終了時点)で、無条件残留ギリギリの15位まで順位を落とした浦和。 ...

試合前の浦和の状況

今回取り上げるJ1リーグ第30節鹿島戦の前に、浦和の現状について確認しておきましょう。

主要タイトルの状況

J1リーグ 暫定9位(第31節終了時点)
ルヴァン杯 準々決勝敗退
天皇杯 4回戦敗退
ACL 決勝進出

浦和のACL決勝進出に伴い、J1リーグは浦和に関係する試合だけ、日程が前倒しになりました。

そのため、浦和とその対戦相手だけ、他のクラブより消化試合数が多くなっています

J1リーグの順位が暫定になっているのは、そのためです。

具体的な日程の変更点は、次の通り。

  • 第30節 鹿島戦(A) 11/2 → 11/1
  • 第31節 広島戦(A) 11/9 → 10/29
  • 第32節 川崎戦(H) 11/23 → 11/5

見ての通り、第30節より前に、第31節を戦うことになってしまいました(第31節広島戦は、既に消化済)。

このため、第30節時点で、残り試合数は(この試合を含めて)4試合となっています。

過密日程

日程変更の結果発生したのが、以下の過密スケジュールです。

日程 試合
10/29 第31節 広島戦(A)
11/1 第30節 鹿島戦(A)
11/5 第32節 川崎戦(H)
11/10 ACL決勝1st アルヒラル戦(A)

浦和は実質12日間で、4試合を戦わなければならなくなってしまいました。

広島戦から、中2日で鹿島戦。そこからさらに中3日で川崎と戦い、実質中3日でACL決勝を戦うという、冗談みたいなスケジュールです。

※実質というのは、最後のアルヒラル戦がサウジアラビアでの試合だからです。日程上は11/10開催ですが、キックオフは日本時間のAM1:30なので、事実上11/9開催と考えていいと思います。

日程とともにつらいのが、対戦相手のすべてが上位陣であること。

既に終わった広島は、対戦時点(第29節終了時点)で4位でしたし、これから当たる相手も

  • 鹿島 1位
  • 川崎 6位、ルヴァン杯王者

となっています。

アルヒラルは…… 言うまでもないですよね。ACL決勝まで勝ち上がってくるクラブですから、当然強いです。しかも11/10は、彼らのホーム、サウジアラビアでの試合です。

J1リーグ

何度見てもめまいがするような日程ですが…… 改めて、J1リーグの状況を見ていきましょう。

第31節広島戦終了時点での浦和の成績は、次の通り。

9位(暫定) 勝ち点36 9勝9分12敗

過密日程の始まり、アウェーの広島戦は、我慢の展開から後半首尾よく先制に成功したものの、終了間際にオウンゴールで失点。

1-1のドローで、勝ち点1を確保するに留まりました。確実な残留に必要な勝ち点42には、6ポイント不足している状態です。

残り8試合(第27節~第34節)で2勝5分1敗以上

というのが浦和のノルマでしたが、広島戦のドローで、これが4試合で1勝3分以上となりました。

※このあたりの詳しい事情については、こちら。

浦和のJ1残留に必要な勝ち点は? 残り8試合の状況から考えます【2019年】こんにちは、早起きラガードです。 今回は、こんな疑問にお答えします。 なお、結論は以下の通り。 201...

どこかで1勝しなければならない、というのが辛いところですね。

過密日程中はドローでもOKとし、ACLが終わった後の2試合で勝ちを狙いに行く、というのが現実的なのかもしれない、考えていたのですが……

J1リーグ第30節 1位鹿島 vs 9位浦和

結果

2019J1リーグ第30節

 鹿島 1-0 浦和

得点者:72′ セルジーニョ(鹿島)

残念ながら、負けてしまいました。

火曜日(10/29)の広島戦から、メンバーを5人入れ替えてこの試合に臨んだ浦和。

変更があった選手は、次の通りです。

  • 1西川 → 25福島
  • 4鈴木 → 2マウリシオ
  • 22阿部 → 29柴戸
  • 7長澤 → 10柏木
  • 30興梠 → 14杉本

西川選手以外の4人は、ターンオーバーですね。過密日程の真っ最中ですから、仕方がないと思います。

GKが西川選手から福島選手に代わったのは、ACL決勝を見据えて、で間違いないでしょう。

準決勝2ndレグでイエローカードを受けてしまった西川選手は、決勝の1stレグが出場停止。

第2GKの福島選手は、今季まだ公式戦出場がないため、試運転の意味でこの試合に先発させたのだと思います。

しかし、自分で書いていて思ったのですが、現在リーグ首位の鹿島相手に、

  • エースの興梠選手を温存しながら
  • 第2GKの試運転を実施

って、一体どんな状況なんですかね?

しかも主力メンバーは中2日ですからね。ACLが罰ゲームにしか見えないですね……

どんな試合だった?

既に書いた通りの悪条件に加えて、鹿島が中8日での試合だったことを考えると、浦和はよく戦った方だったと思います。

引き分けに持ち込めていたら、御の字だったでしょう。

浦和の好材料は、2つ。

  • 10柏木選手の本格的な戦列復帰
  • GK福島選手が安定していたこと

柏木選手の戦列復帰は、大きいですね。攻撃に変化をつけられる選手ですから、いるといないとでは、浦和の攻撃の質が大分変わります。

今季は怪我で離脱している期間が長かったですが、この試合で、先発フル出場できることがわかりました。

ACL決勝での起用も、十分考えられるんじゃないでしょうか?

GK福島選手は安定したプレーぶりで、西川選手の代役が問題なく務まることがわかりました。

ACL決勝に向けて、不安が一つ払拭された形です。

「残り8試合で2勝5分1敗」の状況は?

対戦相手 勝敗
27 鳥栖(A)
28 清水(H)
29 大分(H)
31 広島(A)
30 鹿島(A)
32 川崎(H)
33 FC東京(A)
34 G大阪(H)

第27節以降の成績は、1勝2分2敗。

2敗目を喫してしまいましたので、「8試合で2勝5分1敗」のノルマは崩壊しました。

ただ、これで残留確実な勝ち点42の獲得が、不可能になったわけではありません。

残り3試合で2勝1敗以上なら、数字上はまだ十分勝ち点42に届きます。

簡単ではないですが…… 残り3試合のうち2試合の対戦相手は、上位の川崎とFC東京ですからね。

残り3試合で2勝するためには、少なくともこのどちらかに勝利する必要があります。

まとめ:守備の不安定さが、浦和の残留に影を落としている

過密日程4連戦の2試合目は、残念な敗戦に終わりました。

今季の浦和が厳しいのは、以前から何度か言及しているように、守備が持ちこたえられないことですね。

第31節の広島戦は、先制した後に追いつかれてしまっていますし、スコアレスドローで十分だったはずのこの試合も、決勝点を奪われてしまっています。

リーグ戦での浦和の失点は、13試合連続。

最後に無失点で終えた試合を見つけるには、7/6の第18節仙台戦までさかのぼる必要があります。

ACLでは、準決勝2試合をいずれも無失点で終えているんですけどね。

浦和はJ1リーグが苦手なんですかね……

今回は、以上です。